「国民の15%は、口臭に関する悩みを持っている」というデータが、厚生省から発表されたこともありました。 決してあなただけの悩みではありません。
しかし、口臭症や自臭症についてきちんと訓練を受けたドクターが少ないのは事実です。 訓練を受けていないドクターのところでは、きちんとした対応が出来ない可能性があります。
口臭治療で有名な開業医が近くにないのなら、やはり症例数の多い(それだけ臨床経験を重ねている)大きな施設に行った方が良いでしょう。
福岡歯科大学の附属病院では「口臭クリニックセンター」を置いて、相談や治療にあたっているようです。 一度お電話なさって、初回にどの程度の費用がかかるのか、相談されてはいかがでしょうか。
あと、九州大学歯学部附属病院も、口臭クリニックをおいているそうです。
一番大事なのは、気にしないことです。
あなたが「口臭症」と診断される程の口臭があったとしても、あなたのお口の臭いが届くのは、口が開いている時で、口の前方30センチ程度です。
しかもそのとき、相手の人がこちらを向いていないといけません。
日常生活でこのようなシチュエーションに遭遇するのは、よほど顔を寄せ合って話をするか、キスをするか、医者・歯医者にかかるときくらいでしょう。
閉鎖された部屋ではなく、空気の流通に配慮した病院の大きな待合室ならば、なおのことあなたの臭い(あったとして、の話ですが)は薄まります。
口臭がある・ないというのは、有臭・無臭とは、まったく違います。 実際、口が無臭の人はゼロです。 大なり小なり有臭です。 有臭なのですが、普通は他人の口の臭いに気付きません。
では、口臭のある・ないって、どういうことでしょう?
それは、日常生活において、他人が気にするか、気にしないかと言うことなんです。
他人が気にしていれば「口臭がある(口臭症)」
他人が気にしていなければ「口臭がない(正常)」
この「他人が気にする」と言うのが難しい。
なぜなら、他人が本当にどう感じているのかは、絶対に判らないからです。 だって「あなたの口は、臭いですね」と言ってくれる他人なんて、いないからです。 「あなたの口は、臭いませんね」と言ってくれる他人もいません。 ですから、周囲の人間の仕草などから、自分の口臭があるかないかを判断しがちです。
ところが、周囲の人が「この人は臭くないな」と思っているにも関わらず、「自分と話している時に、少しうつむいた」とか「鼻に手をやった」とか「ハンカチで顔を拭いた」とかの何でもない仕草が「この人の口は、臭いがある」というサインに見えて仕方がないことがあります。
実際には周りの人が感じていないにも関わらず、周りの人が自分の口臭に辟易している気がする状態を、自臭症と呼びます。 自分で臭いを感じているか・いないかは、無関係です。
病院では何をするのでしょう?
病院では、あなたの本当の口臭を、科学的に測定します。 主に、測定用のパイプに向かって息を吹きかけたり、測定用のパイプを口にくわえて機械がデータを出すのを待ちます。
本当に周りの人が感じる程の口臭があれば、その口臭の原因を調べて治します。 口臭を少なくする方法は、いっぱいあります。
本当には口臭がなかったら「あなたの口は、周りの人から見て臭くありませんよ」ということを証明するデータをお見せして、安心していただきます。 場合によっては、カウンセリング等を受けて頂いて、もっと安心していただけるようにします。
タグ:口臭測定器